∈ @HOUSE! ∋
⇒@第五話
「一緒に片付けしてたんだ。それで…」
クラウドは昨日起こった出来事を事細かにザックスに告げる。
セフィロスが手伝おうと言ってくれたこと、そして一緒に片付け始めたこと、そして例のリモコンモドキがいつの間にか押されてしまったこと、それからセフィロスがおかしくなったこと。
それらを話したクラウドは、最後にどう思う?とザックスに問うた。
問われたザックスの方は、そうだなあ、と腕組みしながら唸ると、その後一番気になることを口にする。
「やっぱあのリモコンが…」
「リモコン?」
「なあ、これって偶然かな?セフィロスがいきなり立ち上がったのだって、俺があのリモコンみたいなの弄った後だったろ?」
確かにそう、その通りである。
あのリモコンは只者じゃないと思ってはいたが、やはりアレがズバリ問題ということなのだろうか。
「やっぱあのリモコンに何か仕掛けがあるんじゃないのかな。それ以外は考えられないぜ、今の話聞く限り」
「うん、そうだよね」
やっぱりあれが――――問題なのか。
あの奇妙なリモコンもどきが。
一体何でリモコンもどきを弄った位でそんな事になるんだか分からないが、確かにアレについてはクラウドも恐れていた。何か起こるんじゃなかろうか、何かおかしなことが、と。そしてその危惧は大当たりしたということだ。
「俺、どうしたら良いかな…」
クラウドは食堂の味気ない水道水をちびちびやりながら意気消沈気味にそう呟く。しかしそんなクラウドとは対照的にザックスはニパリと明るい顔をしてこう答えた。
「どうって、そんなの簡単だろ!研究すりゃいいんだよ!」
「研究ぅ!?」
なんだそりゃ、と変テコな顔をしたクラウドの目には自信満々なザックスの顔が映っている。いや、それどころかザックスの目は輝いていた。ぴかーん、と。
「あのリモコンが何なのかは知らないけど、何かであることは確かだろ!だったらそれが何かを研究すりゃいいのさ」
「って、まさか…」
もしやそれは、かなり体当たり的な手法では?
もしかしてもしかすると、かなり心配な方法では?
そう訝しむクラウドに降り注いだ言葉は、やはり予想通り心痛極まりない言葉だった。
「知らないもん弄るのって楽しいよな〜」
研究ってか単なる趣味だろ!
―――――クラウドは思い切りそうツッこんだのだった。
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